小日向ハウス

代表者挨拶

 「小日向ビル」のホームページを見ていただきました皆様に、心から感謝申し上げます。私は、一般社団法人まつふじ「小日向ハウス」の代表をつとめております星野でございます。
ここで皆様に、私がこの小日向の町の一隅に「小日向ビル」を作りました想いをお話させて頂きたいと思います。
私は学校を卒業後ずっと大手の損害保険会社に勤務しリスクマネージメントに携わってまいりました。その仕事を通して、これからの長寿社会や長生き、介護リスク等をどう社会が支えるべきかということを考える機会となりました。
これまでの日本では、介護が必要となると家族が、その中でも主婦が中心となって、介護を担っていたのが大半だったのではないでしょうか。
超高齢化、核家族化が急激に進む中、介護の担い手の中心は家族から国、民間サービスへとシフトして行かざるを得ないという現実を知ることができました。
私自身が6歳の時、父が43歳で職場で倒れその後の27年間、ほぼ寝たきりとなり、自宅介護の末、亡くなりました。
家族だけで介護し続ける大変さは、母の姿を通し心にやきついています。
最後まで安心して過ごせる場をお手伝いしたいとの思いで今回この「小日向ビル」を建てました。
この「小日向ビル」に通っていれば、何故だか不思議と元気になれる、少し前向きになれる・・・そんな第二の我が家を目指しています。
この「小日向ビル」、小日向ハウスが皆様が身近な「一隅の灯り」としてお役に立てたらと心から思っております。

       代表理事一般社団法人まつふじ(デイサービス小日向ハウス)
                       代表理事/社会福祉士 星野 恵子